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お役立ちコラム
2026.08.21 一般保管

在庫管理の基本!「適正在庫」を維持するための5つのステップ

「倉庫がパンパンで足の踏み場もない」「売れ筋が欠品しているのに、不動在庫ばかりが積み上がっている」――。東京や千葉の物流拠点を担当する管理者の多くが、こうした「在庫のジレンマ」に頭を抱えています。
特に地価の高い東京エリアや、広大な物流網のハブとなる千葉エリアでは、保管効率の悪化はそのまま利益の圧迫に直結します。今回は、利益を最大化させるための「適正在庫」を維持する5つのステップを解説します。

1. 現状把握:ABC分析で在庫の「優先順位」をつける

すべての商品を平等に管理しようとするのは、在庫過多への第一歩です。まずは売上高や出荷頻度をもとに、在庫をA・B・Cの3グループに分類しましょう。
Aランク: 売上の大半を占める主力。常に手厚く管理。
Bランク: 標準的な動きの商品。
Cランク: 出荷頻度が低い。在庫を最
小限にする、あるいは廃番を検討する。
この分類を行うだけで、どこに注力すべきかが明確になり、無駄な発注を防げます。

2. 数値化:自社にとっての「適正在庫」を定義する

適正在庫とは、単に「在庫が少ないこと」ではありません。「欠品させず、かつ過剰にならない最小限の在庫量」のことです。 これを算出するには、以下の数式を基本にします。
適正在庫 = 安全在庫 + サイクル在庫(発注から次の発注までの消費量)
感覚ではなく数値でルール化することで、担当者の経験値に頼らない客観的な在庫管理が可能になります。

3. リードタイムの短縮:物流拠点の立地を活かす

在庫量は、発注してから届くまでの「リードタイム」に比例します。ここで重要になるのが拠点の立地です。

例えば、東京の消費地に近い倉庫や、港湾・高速道路へのアクセスが良い千葉の拠点を活用すれば、配送や入荷のスピードを上げることができます。リードタイムが短縮されれば、その分だけ抱えるべき「安全在庫」を減らすことができ、キャッシュフローの改善に繋がります。

4. 情報のリアルタイム化:WMS(倉庫管理システム)の導入

紙の台帳やエクセルでの管理には限界があります。入出庫をリアルタイムで反映できるWMSを導入し、「今、どこに、何が、いくつあるか」を可視化しましょう。データの精度が上がれば、「念のための予備在庫」という名の無駄を削ぎ落とせます。

5. 定期的な「棚卸し」と「不動在庫」の処分ルール化

適正在庫を維持するには、溜まった「澱(よどみ)」を捨てる仕組みが必要です。半年に一度は滞留期間を確認し、一定期間動いていない不動在庫はセールや廃棄を行うなど、強制的に在庫を入れ替えるルールを運用しましょう。

まとめ:在庫管理は「経営」そのもの

在庫は「資産」ですが、動かなければ「負債」へと変わります。適正在庫を維持することは、倉庫スペースの有効活用だけでなく、企業の経営体質を強くすることに他なりません。
特に物流の要所である東京・千葉エリアでは、保管コストの最適化が競合他社との差別化要因になります。まずは自社の「Aランク商品」の適正数値を見直すことから始めてみてください。

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